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青い鳥 ブログ 

のーぷらんブログです  

青い鳥(3)

チルチルとミチル、パンの精、犬猫たち一行は次に森に入りました。

自分たちはいったいどこに向かっているのか。

不安の中で、一向は歩いていきます。

帽子のダイヤを回してみました。

するとたくさんの木の精たちがあらわれました。なぜか、不穏な空気です。

「ぼくたちは青い鳥を探しています」

ふと見上げると一番高い大きな柏の木の枝に青い鳥がとまっています。

「あの青い鳥をいただけないでしょうか」

木の精たちは、無言でチルチルとミチルたちに攻撃をしてきました。

びっくりして帽子のダイヤルを回すと、今度は森の動物の精たちもやってきました。

「お前たち人間は、俺たち木々や動物たちを迫害してきた。殺す。」

チルチル、犬、猫は立ち向かいます。チルチルはナイフで、犬はキバ、猫はつめで。

ミチルとパンの精は岩陰に隠れました。

「帽子のダイヤをもう少し回してみて!」パンの精は言いました。

ミチルが帽子のダイヤを反対側に回すと、木の精、動物の精たちは一瞬にして消え、瞬く間に、静かな森に戻りました。

それと同時に、大きな柏の木に止まっていた青い鳥も消えてしまいました。

「ここのあの青い鳥も消えてしまった・・」

一行はもくもくと森を歩き続けました。